WAKO Alumni Association

 

鎌倉から、こんにちは 間宮武美ブログより

2017.12.18 Monday

小学校一年生の時の作品ノートが出てきた。私の表現者としての「DNA」は、これだ。なんちゃって!

書斎の机の中から一年生の作品ノートが出てきた。

いまでもクレパスの色が鮮やかな絵が現れた。

鉛筆で書かれたひらがな文字もたどたどしいのだが、徐々に成長を見せている。

和光学園は当時ユネスコの実験学校で、このような絵日記を授業で書いていたのだろう。

現代の学校では、何を教えているのかはよくわからないし、

いまの子どもたちは放課後はサッカーや習い事で、落ち着いてこのような作品作りには時間を掛けられないのだろう。

(一年生の孫はゲーム機器とも遊び、じっくりと作文を書く時間もないのだろう。アナログとデジタルの生活の差は何とも言い難い)。

このノートは2年生後半まで現存する。母が長い間、実家で保管してあり、私が結婚し独立した時に我が家に持ち込んだのだろう。

大変な私の宝物である。

先日、ホームにいる母と一時間ほど、このノートを読んで見せた。当然父と母も日記に出てくる。

初めての絵は通学途中に見た風景。家を建ている絵で大工さんがコンクリを箱でこねて準備しているのだろうか…。

何と電車が出てきたが、平面的ではなく、何と俯瞰図だ。

私が通っていた電車通学の路には歩道橋のようなものがなく、何故俯瞰で書けたのだろうか。

初めての文字が現れた。あめ、あめ、いいこ、いいこ。

この絵の隣には、かき、かき、かきと1ページの書き取りがある。

絵は自宅の家のそばの玉川上水の橋の淵の柿の木が描かれている。

母に連れられて行った「小鹿のバンビ」

客席に(ぼく)(おかあさま)とある。

(*)調べたら日本での封切りは1951年5月18日。7歳の1年生の時の話だ。

 

ゆめ

このあいだ ぼくわ ゆめおみて おもしろかったです

あさおきました かおおあらいました

はおみがきました

それから ごはんおたべました

それから 学校 いきました  (なぜ学校だけ漢字なのだろう。不思議だ)

夢の内容は馬に乗ったカウボーイです。映画の影響でしょう。

 

のう大のおはなし

のう大で しゃせいをしました

せんせいに みせました

そしたら せんせいはだめといいました

それでも ぼくはへいきで あそびにいきました おわり

(和光学園の隣にはいまでも東京農大がある)。なんという子なのだろう。許す先生も先生だ。

三りんしゃ

ぼくは くにおちゃんとぼくで三りんしゃで でんしゃごっこをしました。

そして ぼくはきゅうこうに なりました

くにおちゃんは かくえきになりました

(当時の杉並区の平屋の生家です。石でできた門柱がありました。良く描けてます)

小学校高学年の冬休みに一冊の雑誌を発刊しました。もちろん宿題ではなく、自主的作業です。

 

雑誌のタイトルは「こけし」

表紙の絵から、グラビヤのような絵のページまで、自分で描いています。

記事もしっかり書いてあります。

最終頁には感想を書く欄には、先生のコメントがありました。

第2号は マミタケ社:発行となっています。学校が休みの間に発行したようです。

先生のコメントが妹達や家族の応援もあると良いですねとあった。

第3号では表紙のスワンは、絵の上手な母が担当してくれました。

中の本文では妹たちが協力してくれたようです。

第4号まで。これが最終号のようです。

全て、言われてやったのではなく、私が自発的に作成したことだけは、よく覚えています。

表紙の裏にはしっかりと広告ページがあるのです。(えへん!)

鞍馬天狗がちゃんと推奨している。

何しろ時代のヒーローが無料で出演しているのです。

正義の武士が二人そろって、こけしを読んだらみんな来た。

おもしろいわね。

サザエさん、カツオ君、ワカメちゃんが出演しています。

面白いでしょうとフクちゃんが表紙を書いています。

 

なんと小学校のころからの広告業界に興味を持っていたのかしら。

人生とは不思議なものですね。

 

何と別冊付録もありました。間違って焚火にくべて、あわてて拾い上げました。

一部が焼けています。

タイトルは「出世 花丸山」。

堂々3部までの大作(?)です。

一部は、「まずしい家」、「入門」と続きます。

父は駅かどこかで靴磨きで生計を立てています。

少年時代から強い子供が、海山部屋に入門します。

めきめきと強くなったとき、なぜか悪い人にピストルで撃たれてしまいます。はたして花丸山の運命は……。

2部につづくです。

1ページを使い、生まれたときから弟子時代、関脇、大関、横綱、親方までの一生を似顔絵で綴られています。

第2部の表紙ですが、まだ髷を結っていません。

その続きは、現物が見当たりません。

 

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